東京タワーのお話

仕事で隣に座っているY君から借りていて、ようやく昨夜読み終わりました。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~


この作者リリー・フランキー氏は、私が学生時代に読んでいた雑誌で連載を書いていたのですが、その独特の洞察力や経験談から成る文章に、社会を知らない当時の私は非常に関心を惹かれました。
この東京タワーはその連載とはシリアス感が大きく異なりますが、何年かぶりにハマるどこか懐かしい文章でした。
内容は、「オカン」に育てられたリリー氏の、幼少時代から「オカン」が亡くなるまでの記憶を綴った自伝のような文章です。
時系列に沿って書いてある一方、ドラマの途中で流れるCMのように、各章の始まりに氏の洞察による東京に対する想いが書かれています。
読み終えて、普段は意識していない家族の大切さを感じました。
ちなみに7月からフジでドラマ化が決定したようで、主演は大泉洋みたいです。こちらもぜひ観たいです。


(このブログは読んでいないはずなんですが)Y君ありがとうございました!