暗譜のお話

先日譜面が配られた曲で、2年くらい前にやったはずの曲なのですが、全然メロディが思い出せない曲がありました。
高校や大学で演奏した吹奏楽コンクールの課題曲なんかは今でも、演奏できる程度に覚えているのですが…。
練習した期間はどちらも大体一緒。
その曲と課題曲の違いは、暗譜をしたかどうかくらい。
練習したときの年齢はもちろん違いますが、その曲と同じ頃に暗譜した曲は今でも覚えています。
暗譜した曲は、時間が経っても覚えている（暗譜しないとすぐ忘れる）と実感した出来事でした。

さらに昨日、一般バンドの限られた練習の中では、普段の生活の中で、譜面を階名で歌えるくらいに覚えて、その後指を付けて覚えてという努力が必要だと実感。
昔は練習の数をこなすことで覚えていましたが、最近はその都度譜面を見て演奏するのが普通になって、初見力と引き換えに譜面を覚えていない気がします。
大人だから、練習する時間が少ないからこそ、必要な努力をしっかりやりたいです。
暗譜することで、本番の集中力をピッチとテンポにまわせる利点も大きいですし。