ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンのお話

金管アンサンブルみたいな名前ですが、来年夏にサミットが開催されるザ・ウィンザーホテル洞爺11階にあるミシェル・ブラス トーヤ ジャポンでランチをいただきました。


チョコレートのビスキュイ「クーラン」

洞爺湖を見下ろす丘の上にあるホテルには、麓からホテルに通じる道が1本しかなく、噂どおり警備上非常に都合のよい立地。
最上階の11階はここのフレンチのほかに、お寿司や蕎麦、鉄板焼きのお店もあるレストランのフロアですが、今日は天気がよくて洞爺湖とその周辺の素晴らしい景色が楽しめました。
2002年のミシュランレッドブック」が三ツ星と認めた23店のうちの一つ「ミシェル・ブラス」が、本店以外に初めて構えた支店がこのお店。
私より背の高い、気さくなフランス人のマネージャーがお出迎え。
両側に水が流れる通路を抜けると、比較的シンプルな店内には湖側の大きな窓に向かう窓際のテーブル席と、一つ手前の通路側の席があり、平日でお客さんが少なかったためか運良く窓際席でした。
ランチのコース2種類のうちから「出会いと思い出(確かこんな名前)」というコースを選びましたが、ランチでもアラカルトやデザートも注文できるようです。
フランスの本店の近くにあるライオール村の名物であり、「肌身離さず持つこと」が伝統になっているライオールナイフを、前菜からチーズまで一つのナイフを使うというこのお店のこだわりもいただきました。
どれも料理は非常に美味しくて写真を撮る余裕がなかったのですが、最後のデザートは何とか撮影(写真)。
しっとりショコラの上にミント風味のバニラアイスが乗っているのですが、しっとりショコラにナイフを入れると、とろーっと中から温かいチョコレートが流れ出てくる不思議なデザート。
食感も温度も違うアイスとショコラを一緒に贅沢にいただきました。
ミシェル・ブラスの予約をしただけなのに、ホテルのドアマンさんが私の名前を聞いて案内してくれたり、帰りにクルマをホテル入り口まで持ってきておいてくれたりと、レストランとホテルの連携の取れたサービスに感動しました。
ル・バエレンタルの教訓を生かして洗車しておいてよかったー。
札幌から遠いですが、大切な日、何かの記念日に是非オススメのお店です。


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MICHEL BRAS Toya Japon
住所 虻田郡洞爺湖町清水 ザ・ウィンザーホテル洞爺11F
電話 0142-73-1159
営業時間 12:00〜14:00(水〜日曜日)、18:00〜21:00(火〜日曜日)