DVD製作のお話 その3
いいモノを作りたいのですが、それに見合う作業時間とスキルが足りなくて苦労してます。
前回はカット編集のみでしたが、ほかにもビデオ編集ソフトでできることはたくさんあります。
作業③ トランジションの設定
場面の移り変わりで、2つの映像を徐々に入れ替えたり、カーテンをめくるように映像が変わる効果を作れます。
作業④ フェードイン、フェードアウトを設定する
真っ暗から徐々に明るくしたり、その逆もできます。
作業⑤ タイトル(テロップ)を入力する
タイトルやセリフなどの文字を入れることができます。エンドロールも作れます。
作業⑥ マルチ画面
子画面表示や、画面分割、さらには画面全体を左右に流したり回転させることもできます。
今回は、さらに3DソフトのSHADE(写真)を使って、CG画像をイラスト的に加えてみることにしました。
作業⑦ ワイヤーフレームモデルの作成
下絵をトレースして(なぞって)、骨組みを書きます。
作業⑧ 質感、光源の設定
表面の材質や色を設定し、さらにライトの位置を決めます。
作業⑨ 書き出し
作業⑦⑧で設定した内容をもとに、ソフトが光の反射や影などを計算して、CG画像を作ってくれます。
動き方を設定すれば、アニメーションも作れます。
書き出した画像またはアニメーションは、ビデオ編集ソフトで映像に合成します。
次回はビデオファイルの出力と、DVD素材へ変換する作業です。