ラリー・ミニック氏について
ミニックトロンボーンの製作者は、ラリー・ミニック氏ですが、
彼は1999年1月にお亡くなりになっています。
彼は、楽器(テューバ、トロンボーン、ホルン、ピッコロ)の製作、リペア、修理を
行う職人さんでしたが、元はテューバ奏者でした。
彼の楽器は、薄板をハンマーで打って形にしていく、古風な方法で作られました。
彼はまた「オープンラップのトロンボーン」や
「ナイロンボールとソケットによるロータリーバルブ(3ポートロータリーバルブ)」の
概念を作った第一人者でした。
C.G.Conn社は、彼のデザイン専門技術を取り入れ、1970年代後半から80年代前半に、Conn 100H、110H、112Hといったモデルを開発しました。
楽器製作のほかにも彼は、トロンボーンやテューバのマウスピース、
トロンボーンのリードパイプのラインを開発しました。
〜Online Trombone Journalの一部を翻訳
http://www.trombone.org/articles/library/larryminick.asp